アールヌーボー時代のジュエリー(Art Nouveau)は、
1890年頃〜1910年頃に流行したジュエリーのスタイルです。
アールヌーボーはフランス発祥でパリ万博(1900年)などを通じてヨーロッパ全体に広まった芸術様式です。
イギリスでは従来の厳格なデザインから脱却し、自然美や芸術性を重視した新たな装飾スタイルが
広まっていきます。
以下がアールヌーボー時代のジュエリーの具体的な特徴です。
(1)自然モチーフ
この時代のジュエリーは植物(ユリ、アイリス、ツタ)、蝶、トンボなど
自然をモチーフとしたものがたくさん制作されました。
また、デザイン面では、対称的なデザインよりも非対称のものが多く、
自然の不規則性や一瞬の美しさを表現していると言われています。
(2)エナメル技法を多用
カラフルで芸術性の高いエナメル(七宝)細工が多用されました。
(3)人気の宝石とカット
ダイヤモンドよりも、ムーンストーン、オパール、アメジスト、ペリドットなど、
柔らかい輝きを持つ宝石が好まれました。
華美ではなく、静かな詩情を持つ作品が多いのが魅力です。
誰ともかぶらない、自分だけの一点を見つけたい方に大変おすすめです。
日本では入手困難なさまざまなアールヌーボージュエリーを当店では
たくさんお取り扱いしておりますので、ゆっくり見ていってくださいね!
入手困難なアールヌーボージュエリーを探す! ←こちらをクリック