
ジョージアン(Georgian)ジュエリーは、
4人の「ジョージ王」(ジョージ1世〜4世)の治世にあたる約120年間に作られたものを指しています。
この時代は文化・芸術・建築・政治・社会すべてが大きく変化した時台ですが、
ジュエリーとしては貴族・上流階級を中心に、ロココの優美さと新古典主義の端正さが融合したものが流行しました。
ジョージアン時代のジュエリーの特徴は以下の通りです。
(1)手作業による緻密な技術
この時代のジュエリーはすべて完全なハンドメイドで
職人技が光る、繊細な細工と彫刻が魅力です。
ハンドメイドで大量生産ができないのでとてもお洒落な一点ものが多いです。
(2)象徴性と寓意に富んだデザイン
1つ1つのジュエリーのモチーフには以下のように意味や物語性が強く込められていました。
蛇:永遠の愛
花(ローズ、すみれ):愛や純潔
太陽や月:宇宙的・神秘的な象徴
(3)使われた宝石と素材
ダイヤモンドやガーネット、エメラルドなどのカラーストーンを使用し
煌びやかな装飾をされているものが多いです。
また、18Kゴールド、シルバー(表)+金(裏)の組み合わせが多く
上品さを際立てています。
ギルドジュエリー(金細工が精巧な技法)、ラバーズノットリング(恋人への誓い)
モーニングジュエリー(死者を悼む)など愛・忠誠・信仰・再生など、
深い意味を持つモチーフをもつジュエリーが数々生み出されてきました。
アンティークショップでも「幻の逸品」とされています。
日本では入手困難なさまざまなジョージアンジュエリーを当店では
たくさんお取り扱いしておりますので、ゆっくり見ていってくださいね!
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