イギリスのホールマークジュエリーは、
信頼と伝統を象徴するものとして、
世界中のジュエリーファンから支持されています。
今回は、そんなイギリスのホールマークジュエリーが持つ魅力
についてご紹介します!
ホールマークとは?
まず、ホールマークとは、金や銀、プラチナなどの
貴金属の純度や素材、製造地、製造年などを証明する刻印のことです。
イギリスではこの制度が非常に厳格に運用されており、
アッセイオフィス(検定所)と呼ばれる機関で
厳密な検査が行われたのちにホールマークが刻まれます。
代表的なアッセイオフィスには
ロンドン、バーミンガム、シェフィールド、エディンバラがあります。
それぞれ異なるマークが使用されており、
それを見ればどこでいつ作られたジュエリーかが
一目で分かるようになっています。
この制度により、購入者はそのジュエリーが
本当に純金・純銀などでできているかを確かめることができるのです。
イギリスのホールマークジュエリーの魅力
ホールマークの刻まれたイギリスのジュエリーには、
単なる装飾品を超えたストーリーと価値があります。
特にアンティークジュエリーにおいては、
その魅力がよりいっそう引き立ちます。
イギリスのジュエリーには、
フランスやドイツなど他のヨーロッパの国のジュエリー以上に
歴史とその当時の世相が反映されています。
ヴィクトリア時代のロマンチックなモチーフ、
エドワーディアンの繊細さ、アールデコの大胆なデザインなど、
『時代ごとに異なる美意識』
が反映されていますが、
ジュエリーのホールマークを見れば
制作年や制作場所がわかるので、
じっくり分析しながら魅力を味わうことができます。
さらに、資産価値の高さも見逃せません。
きちんとホールマークが刻まれているものは、
その信頼性からコレクターの間でも高く評価され、
リセール時にも高値がつくことがあります。
ホールマークの見方について
ホールマークは一見するとただの小さな刻印ですが、
よく見るとそこにはたくさんの情報が詰まっています。
例えば以下のようなマークがあります:
- 金属の種類(例:925=スターリングシルバー、375=9金)
- アッセイオフィスの記号(例:ロンドン=レオパードヘッド、バーミンガム=錨)
- 年代を示すレターマーク(毎年異なる字体とアルファベット)
これらの情報を読み取ることで、
そのジュエリーの来歴を知ることができ、
選ぶ際の参考にもなります。
下に掲載した早見表も、ぜひご活用ください。

どこで手に入るの?
イギリスのホールマークジュエリーは、
アンティークマーケットや専門のジュエリーショップ、オンラインショップなどで
入手できます。
選ぶ際のポイントとしては、
・ホールマークがはっきり残っていること
・摩耗していないこと
が重要です。
また、信頼できるお店から購入することで、
ホールマークの意味や背景についても詳しく教えてもらえるので、
初心者の方でも安心して楽しむことができます。
時代を超えて愛されるホールマークジュエリー
イギリスのホールマークジュエリーは、
ジュエリーの信頼の証であり、歴史を語る語り手でもあります。
当時の世相や作り手の思いが
存分に反映されたジュエリーはアクセサリー単体だけでも素敵なのですが
身につけたあなた自身の魅力も最大に引き出し、輝かせてくれます。
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